今年も行ってきました。

 

札幌もようやく暖かくなってきました!

今日に至っては、日中は汗ばむくらいの陽気でした。

 

さて、少し前の話になりますが、今年も日本ピアノ調律師協会北海道支部の”ピアノ調律の日”記念事業コンサートに譜めくりのお手伝いに行ってきました。

 

今回の主役は、1800年ごろ製のヨハン・ゲオルグ・グレーバーというピアノ。 生まれて初めて、膝ペダルのついたピアノを目にしました!

 

………

 

 

と言いながら、アップしている写真からは全体像がわかりませんね。笑

リハーサル後すぐに再調律、終演後は来場者に公開ということで写真を撮るタイミングがなかったのです。

 

そんなわけで、パンフレットの中の写真をお借りします。

少しイメージが湧くでしょうか。

 

音色は繊細で暖かく、特に低音の響きがとても豊かでした。

 

また、ピアノの一般公開後に、今回のレクチャラーでありピアノの所有者である山本宣夫先生が、調律師の皆さんにお話になっていたことでとても印象に残ったことがあります。

それは、「現代のピアノに比べて減衰が速いので、ヴェルクマイスターという古典調律がとても効果的」というお話です。

 

もし現代のピアノでヴェルクマイスター等の古典調律を施せば、

残響によってその不協和な響きが増幅されてしまうため、”耳障りな”ものになってしまいます。

しかし、この時代のピアノであれば、それが響きの豊かさや緊張感のある響きに聞こえるのです。

確かに、今回のプログラムの中でも、遠隔調に転じた時の響き(特に変ニ長調や変ト長調)にハッとさせられることが何度もありました。なるほど、それはこういう理由もあったのか!!と納得です。

もちろん、演奏がよかったからというのは言わずもがな。ですが。

 

また、ピアノが一般に公開されている間に、たくさんのお客さんに紛れて、私も少しだけ触らせてもらいました!普段弾いているピアノが弦をハンマーで打って音を出しているのに対し、このピアノでは弦をはじいているという発音の仕組みが指先からも感じられて、とても興味深かったです。

 

普段はなかなか触れることのできないピアノを間近で感じることができ、貴重なお話も聞けた上、

打ち上げまでしっかりと楽しませていただき(笑)、とても有意義な1日でした!

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