こんなことって…!!

数日前に聴きに行った、ある演奏会での出来事。

 

海外オーケストラの日本ツアー・札幌公演で、

曲目は序曲、協奏曲、休憩を挟んで交響曲といったオーソドックスなものでした。

そのメインの交響曲は、A.ドヴォルザークの第9番『新世界より』。

特に第2楽章が有名で(イングリッシュ・ホルンの旋律に歌詞を付け、「家路」や「遠き山に日は落ちて」

としても親しまれています)、ドヴォルザークの作品の中でも、交響曲の中でも、

人気の高い作品の一つですね。会場にいたお客さんもとても楽しみにしていたことでしょう。

 

さて休憩明け。指揮者が棒を振り下ろし、鳴った音を聴いた瞬間、

「!!??」

驚いたのは私だけではないようで、周りの人たちもザワザワしました。

 

なんと、演奏が始まったのは第9番『新世界より』ではなく、第8番だったのです。

ザワザワとはしたものの、その後は大きな混乱もなく、第8番→アンコール曲と続きました。

 

指揮者・団員がステージからはけた後、

オーケストラ側のスタッフと彼らを招聘した日本側のスタッフ(もしくは通訳の方)がステージ上で

事情を説明しました。それによると、オケ側は最初から”第8番”を演奏するつもりだったし、

その旨をきちんと伝えてあったはず。しかし、日本のスタッフとの間に誤解があったようで、

プログラムには”第9番『新世界より』”と出てしまったとのこと。

壇上の2人にはなぜか温かい拍手が送られ、演奏会は無事終了しました。

 

私自身、『新世界より』もいいけれど、8番も好きなので、”聴けてラッキー”くらいの感覚でした。

しかし、お客さんの中には”『新世界より』が聴きたいから、この演奏会に来た”という方もいらっしゃり、

終演後のロビーで公演主催者に詰め寄る場面も見られました。

 

ただ、この公演主催者は札幌公演の主催者で、

このオーケストラを海外から呼んだ日本側のスタッフとは異なるマネジメント会社なのです。

つまり、このオケを呼んだ会社Aがあり、札幌公演のマネジメントをする会社Bがあり、

会社Bは会社Aとやり取りをしてチラシやパンフレットを作成したため、会社Bに落ち度はないのです。

しかし、表に立っていたのは会社B、何よりもお客さんにとってはそんなことは関係ないということで、

会社Bのスタッフさんたちが応対していたようです。

後日、会社Bの方たちお会いした際に”本当に驚いたよ…。こんなことが起こるなんて。”と伺いました。

 

当日の演奏曲目が予定と変わるというのは時々あることですよね。

ただ、その場合は開演前にアナウンスがあったり、変更があった旨の記載がプログラムに

あったりするもの。

まして、その演奏会のメインの曲目が変更になるというのは、滅多にないことだそうです。

今回は伝達ミスということでしたが、異なる言語間でのコミュニケーションって本当に難しいですよね。

もちろん、同じ言語同士でも難しいですが。

実際、今回のブログで私の書こうとしたことがどれくらい伝えられているかも怖いところです

(誰かを批判しようという意図は全くないです)。

 

とにかく、滅多にできない経験でした!

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コメント: 3
  • #1

    morie (水曜日, 24 11月 2010 00:51)

    すごいねー!!
    そんなことってあるもんか。
    びっくり。

  • #2

    yukiekoyama (水曜日, 24 11月 2010 08:22)

    ほんと、貴重な体験でした。
    そしてドヴォ8を聴いて、サオケを懐かしんでいました!

  • #3

    Rufus (月曜日, 23 7月 2012 13:45)

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